会長あいさつ（令和6年度）

令和6年4月より、会長に就任しました今野と申します。就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。
これまで80年近い伝統ある協会の発展にご尽力いただいた歴代の役員、関係者の皆様には心より敬意と感謝を申し上げますとともに、今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
　微力ではありますが、卓球愛好家の皆さんと一緒に、卓球協会を一層発展させ、卓球の普及に努めてまいりたいと思います。

協会としては、「協会主催大会の充実」「会員登録者の増員」「競技力の向上」を目標に取り組んでまいりたいと思います。
大会運営については、コロナ禍の影響で40年以上に渡り、長い間親しまれてきた『社会人ナイター卓球』が『社会人卓球リーグ』に形を変えることになりましたが、会員の皆さんのご意見を取り入れながら、より充実した大会にしたいと考えています。

　会員の減少については、当協会の登録人数はR5年度873名となっていますが、コロナ以前の元年度の1,047名に比べ2割程度減少しています。その要因としては、新型コロナによる影響と、少子化の影響により小中学生の減少が考えられます。協会登録数の約4割を占める中学生は、休日の部活動の地域移行化に伴い、活動の在り方や協会主催大会への影響も懸念されるところであります。大きな課題ではありますが、初心者を対象に卓球の楽しさや魅力をこれまで以上に情報発信し、卓球人口の底辺拡大に取り組みたいと考えています。

　競技力の向上については、各チームと連携し強化担当を中心に、小学生から高校生の強化に向けた講習会、練習会等の開催を検討してまいります。
本協会は、「卓球の普及と発展を図り、会員相互の技術の向上と親睦を図る」ことを協会規約の目的とし掲げております。その実現に向け協会運営に微力を尽してまいりたいと思いますので、ご指導ご協力のほどよろしくお願いいたします。

令和6年4月吉日
鶴岡卓球協会会長　今野　一夫